父からお金を請求された話
もうずっと前から母や兄弟と、将来的には実家を引き継ぎたいと話していた。
母は昔から「孫と住むのが夢!お金や老後の心配もしなくて済むし、早ければ早いほどいいな」と言ってくれていた。
弟二人は、「俺たちは住む気ないし、お母さん見てくれるなら助かる」と言っていたので、遺産となった時は平等になる様、他のことで相殺しようと話していた。
ずっと共働きのつもりだったから、子供たちは鍵っ子よりは家に誰かがいるのが望ましかったし、老後を見てあげたいし、私たち夫婦にマイホームの夢も特にない。
そして、実家はまだローンが半分残っている。
両親は年金。数年前から特にお金が無いと嘆いていた。
残りのローンを払うから自分たちも住む。
winwinだと思っていた。
ただ1つ心配だったのが父の存在。
昔からプライドが高く厄介者だった父と一緒に住むのは精神的にキツい。
何とかリフォームして2世帯にしてもらいたいが、俺の家だ!と怒らないだろうか。
ローンの支払いは父が本来する所、お金がないと数年前から子供たちが援助している。
だから、ローンを引継ぐ代わりに毎月両親から少しでも家賃の様なもの(光熱費でもいい)は貰いたいのだが、ケチな父が払ってくれるだろうか。
子供にお世話になる事を、父のプライドが許すだろうか。
本当に父が苦手で会話を避けてきたから、2世帯の話を出すのが怖かった。
それでも自分は別の場所に住んでるのに家賃を援助しているのがキツいし、
第2子がもうすぐ生まれるから家が狭く引越しもしないといけないし、このタイミングがベストだと思い、2021年3月のはじめ、ついに家族会議を開き父に2世帯の話をした。