父からお金を請求された話 2
勇気をだして話した割にはあっさりしていた。
私「2人目が産まれるから引っ越そうと思うんだけど、そうすると家への援助が厳しいんだ。だから、良ければ2世帯でこっちに住みたいと思うんだけど、どうだろう?
もちろんお父さんの部屋も用意するし。
お父さんは今10万払ってくれてるのが軽くなるから、悪い話じゃないと思うんだけど。
ただ、お父さんの年収が高かったから、月に払ってるローンの額もすごく高いよね。
私たちはお父さんほど稼いでないから、今の半分以下で良いから、家賃じゃないけど、そんな感じで払って欲しいんだ」
父「それはお父さんも言おうと思ってたんだ。そっちから言ってくれるなら断る理由はないよ。いいと思います。いつから住む予定なの?」
私「保育園とかも考えなきゃいけないし直ぐには決められないけど、(上の子の)小学校はこっちで入れたいから、遅くとも来年中かな」
父「わかった。じゃあ部屋の片付けとかはそんなに急がなくていいのね。予定をざっくり決めて、教えてよ」
緊張していたけどとにかくほっとした。
産休中の今のうちにスケジュールもリフォームも、調べられることは本腰入れて調べよう。
2人目が産まれたら中々時間がとれないだろうし。
私「ざっくりのスケジュールは今月中にでも伝えるね。ありがとう」
そうしてその日は帰宅した。
そしてその2週間後に再び実家に行くと、父から声をかけられた。
父「この間の話だけど、お父さんは一緒には住まないからあなたがこの家を買い取ってよ」